第128回日本消化器病学会 会長 遠藤高夫 第122回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会 会長 平野聡 会期2021年3月6日 土曜日 2021年3月7日 日曜日 会場 TKPガーデンシティPREMIUM札幌大通 〒060-0061 札幌市中央区南1条西1丁目8-2高桑ビル5・6階

ご挨拶

 新型コロナウィルス感染症と日々戦っていらっしゃる日本消化器病学会 北海道支部会員の皆様に対し心から敬意を表すると共に感謝を申し上げます。
 さてこの度第128回日本消化器病学会北海道支部例会を2021年3月6日(土曜日)、3月7日(日曜日)の2日間、札幌市におきましてTKPガーデンシティPREMIUM札幌大通で、第122回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会(会長:北海道大学大学院 医学研究院 消化器外科学教室Ⅱ 平野 聡 教授)と合同で開催させて頂きます。長い歴史のある、また会員数も多い本例会を担当させていただく事となり、加藤淳二支部長はじめ、幹事、評議員、並びに会員の皆様に深く感謝申し上げます。
 本例会のシンポジウムは、最近増加している食道腺癌を含め、消化管癌の中でも5年生存率の低い、また適切な分子標的治療の未開発な、食道癌にフォーカスし、『食道癌 診断と治療のup to date 食道腺癌を含めて』といたしました。内科、外科を問わず、多彩な切り口から施設の現状や展望を発表し、討論していただきたいと思います。特別講演は 札幌医科大学消化器内科 教授 仲瀬裕志先生に『免疫学観点からみた炎症性腸疾患治療』という演題名でご講演いただく予定です。専門医セミナーは今まで取り上げられていない保険診療(いわゆるレセプト審査)について『消化器病の適正な保険診療のポイント』を企画いたしました。講師は社会保険並びに国民健康保険診療報酬支払い基金の委員の先生にお願いしております。日々の保険診療の参考にしていただけると幸いです。また女性消化器科医師のための講演も企画しております。多数の演題の応募と多くの会員の皆様の参加を心よりお待ち申し上げます。
 With coronaという言葉も聞かれますが、コロナ下での学会開催は試行錯誤の面もあります。会場では感染対策を徹底して行い、ハイブリッド開催を予定しておりますが、感染状況によりweb開催となることも想定されます。皆様と笑顔で一堂に会する日が少しでも早く来ることを願っております。

第128回 日本消化器病学会北海道支部例会
会長 遠藤 高夫


 このたび、第122 回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会を2021年3月6日(土)、3月7日(日)の2日間、TKPガーデンシティPREMIUM札幌大通において第128回日本消化器病学会北海道支部例会(会長:社会医療法人康和会 札幌しらかば台病院 院長 遠藤高夫先生)との合同で開催させて頂くこととなりました。伝統ある支部例会を担当する機会をお与え頂きました前支部長 斉藤裕輔先生、現支部長 山野 泰穂先生、ならびに幹事・評議員の諸先生に心より感謝申し上げます。
 コロナ禍の中で開催が心配されました第121回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会はhybrid形式として見事に成果を挙げられ、予測が困難な第122回もどうにかして乗り切っていけるのではとの勇気を与えていただきました。
 さて、今回のシンポジウムでありますが、私どもの教室が北海道大学病院において担当しております食道・胃外科と膵臓・胆道外科診療において、最近、頭を悩ますことが多くなりました“十二指腸腫瘍”にスポットライトをあてることといたしました。タイトルの「十二指腸腫瘍-あなたの治療選択は?」は、まさしく症例ごとに術式や治療法選択にもがく私どもの姿を如実に表したものでございます。小田一郎先生(国立がん研究センター中央病院)の基調講演を皮切りに、本道の内視鏡、外科医、病理をご専門とする先生方にご登壇いただき、文字通りクロストークを繰り広げていただくよう企画しております。
 また、特別講演は四谷メディカルキューブ 関 洋介先生をお招きし、内視鏡医にも外科医にもごく身近な疾患であります「GERD治療」をテーマにご講演を賜る予定です。
 今回も一般演題に加え、プレナリーセッションや研修医セッションを企画しておりますので、振るってご応募いただきたくお願いいたします。
 開催にあたりましては、若手からベテランまで、ご参加の先生方、全員に多くの実りがある会となりますよう、しっかりと準備をさせていただく所存でございます。本会会員の諸先生におかれましては、何卒ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

第122回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会
会長 平野 聡