当番世話人挨拶
第24回北海道内視鏡外科研究会の開催について
この度、北海道内視鏡外科研究会(代表世話人 平野 聡 北海道大学大学院医学院・医学研究院 消化器外科学教室Ⅱ 教授)より、第24回研究会の当番幹事を仰せつかりました医療法人渓仁会手稲渓仁会病院の成田吉明です。
当研究会は、北海道におけるすべての外科系分野の内視鏡手術に関する研究を行うとともに、外科系の各分野の医師のみならず看護師ならびに臨床工学士も対象とした多職種横断的、総合的な研究会として設立されました。その甲斐あってか、内視鏡外科領域に於いて北海道は全国にも一目置かれる存在となっております。
しかし近年は外科医師の発表の場に限定された感があり、設立時の趣旨とはかけ離れたものとなっていました。昨年の代表世話人交代を契機として診療科の垣根を超えた議論がなされ、設立時の趣旨への回帰の方向性が確認されました。
今年の研究会では過渡期の試みとして、内視鏡外科手術を実践する消化器外科分野、胸部外科分野、泌尿器科分野、婦人科分野の代表的疾患における標準的手術の指定発表と、Cadaver trainingの教育講演、4領域を網羅したランチョンもしくは特別講演にて研究会を構成し、内視鏡外科手術における各分野の横断的なディスカッションが行えるようなプログラムも企画します。
また、ポスター発表の場を設け、日頃の内視鏡外科手術における研究や新たなる手技等のディスカッションも行っていただきたいと思います。
具体的なプログラム及びポスター発表につきましては、改めて当HPよりご案内申し上げますが、北海道における内視鏡外科手術に携わる多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。
平成30年2月
第24回北海道内視鏡外科研究会 当番世話人 成田 吉明
(地域医療支援病院 医療法人渓仁会 手稲渓仁会病院 院長)