会長挨拶
このたび、第131回日本消化器病学会北海道支部例会を開催させて頂くことになりました。伝統ある本例会を担当する機会を与えて頂き、誠に光栄に存じ上げるとともに、平野聡支部長、幹事・評議員の諸先生方、並びに関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
本会は令和4年9月24日(土)、9月25日(日)の2日間、第125回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会(札幌医科大学消化器・総合・乳腺・内分泌外科 竹政伊知朗会長)との合同で開催いたします。未だCOVID-19の感染状況の見通しが十分に立たない状況の中、会の開催形式について検討を重ねて参りましたが、対面で直接、発信・討論することのメリット、道内の消化器病診療、研究の発展を学会としてできる限り推進すべきとの思いから、会場での感染対策を万全にしつつ、また来場が難しい会員の先生方にも実会場同様に発表、討論いただけるよう、前回と同様にハイブリッド形式で開催することさせて頂きました。
今回は、日常の消化器病診療で遭遇することの多い問題点に、できるだけ焦点を当てた内容といたしました。シンポジウムのテーマは「内科・外科による消化器病共同診療の現況と展望」といたしました。内科系・外科系、または消化管領域・肝胆膵領域問わず多くの皆様にご応募頂き、診療経験、研究成果を幅広く発信して頂き、現況のみならず将来展望についても発表して頂けることを期待しております。消化器病セミナーは、PEGによる栄養管理、膵嚢胞性病変、IPMNの診断、消化管化学療法についてのご講演を予定しております。特別講演は、獨協医科大学病院消化器内視鏡センター 郷田憲一教授を講師としてお招きし、本邦におけるバレット食道の現況についてご講演頂く予定です。
今回もシンポジウム、一般演題に加え、若手医師の発表セッションを企画しておりますので、多数の演題のご応募をいただければ幸いに存じます。本会が会員の皆様の消化器病診療の一助となる実りあるものとなる様、祈念しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
- 第131回日本消化器病学会北海道支部例会
- 会長 清水 勇一
このたび、第125 回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会を2022年9月24日(土)、25日(日)の2日間、札幌医科大学教育研究棟において第131回日本消化器病学会北海道支部例会(会長:国立病院機構北海道医療センター 消化器内科 清水勇一先生)との合同で開催させて頂くこととなりました。伝統ある日本消化器内視鏡学会北海道支部例会を担当する機会を頂き、支部長 山野泰穂先生、ならびに幹事・評議員の諸先生に心より感謝申し上げます。
今後のCOVID-19の感染状況の見通しが十分に立たない状況を鑑みて、万全な感染対策のもとハイブリッド形式で開催することと致しました。
本例会のシンポジウムのテーマは「消化器腫瘍に対する軟性鏡・硬性鏡を用いた管腔内治療のcutting edge」といたしました。ESDやEFTRなど軟性鏡治療、TAMISなど硬性鏡治療、そして内科医と外科医がコラボレーションするLECSといった管腔内治療について、診療科の垣根を越えた討論ができるよう企画しております。
また、特別講演には昭和大学横浜市北部病院消化器病センター長 工藤進英教授をお招きしてご講演頂く予定です。
今回もシンポジウム、一般演題に加え、若手医師の発表セッションを企画しておりますので、多数の演題のご応募をいただければ幸いに存じます。本例会が今後も消化器内視鏡診療に実りあるものとなるよう、消化管領域・肝胆膵領域、内科系・外科系問わず多くの先生に熱い議論を交わしていただきたいと思います。本会会員の諸先生の多くのご参加をお待ちしております。
- 第125回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会
- 会長 竹政 伊知朗