ご挨拶
このたび、第126回日本消化器病学会北海道支部例会を開催させていただくことになりました。歴史ある本例会を担当させていただきますことを、大変光栄に存じ上げるとともに、地域の病院の代表として、臨床現場ファーストの心意気でマネージメントさせていただきたいと思います。
本例会は、2020年3月7日(土)、3月8日(日)の2日間の日程で、かでる2・7(北海道立道民活動センター)において、第120回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会(札幌医科大学医学部腫瘍内科学講座・加藤淳二会長)と合同で開催されます。
本例会のシンポジウムのテーマは、「今だから聞きます、胆石をどうしていますか?」。 消化器病のなかでもっともポピュラーな疾患の一つが、胆石症です。一口に胆石症といっても、急性胆嚢炎や慢性胆嚢炎、閉塞性化膿性胆管炎を併発するような総胆管結石や胆石性膵炎など疾患の幅が広く、多くの地域の現場で日常茶飯事に遭遇していると思われます。また、食生活の欧米化、メタボ化によっても胆石症は着実に増加しており、さらには高齢化の社会に至り、100歳前後の超高齢者胆石症を治療する機会も増えてきています。また急性胆嚢炎ひとつとっても、外科的緊急処置を優先する施設、内視鏡的処置を優先する施設など、施設の置かれている状況により治療プロトコールが異なる場合もあります。各施設がどのようなスタンスによりどのような治療を心がけているのか、それは中央のハイボリュームセンターと地域の病院では違うのかどうなのか。多彩な切り口から施設の現状や工夫を紹介いただきたいと思います。
また、特別講演として、製鉄記念広畑病院院長 木下芳一先生に「酸関連疾患の変遷」としてご講演をしていただく予定です。
なお、本支部例会にあわせて、第18回日本消化器病学会専門医セミナーを開催致します。(1)遺伝子腫瘍のマネージメント(遺伝子カウンセリングを含めて)(2)最近のPEGの現状と話題(消化器病の栄養学)としてレクチャーを予定しています。
多数の演題応募をお待ちするとともに、研修医をはじめ、消化器医をめざす若い先生方も含めて、多くの会員の皆様にご参加いただき、活発な討論が行われることを心より願っております。
このたび、第120回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会を開催させて頂くことになりました。伝統ある本例会を担当する機会を与えて頂き、誠に光栄に存じ上げるとともに、斉藤裕輔日本消化器内視鏡学会北海道支部長、幹事・評議員の諸先生方、並びに関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
本会は令和2年3月7日(土)~3月8日(日)の2日間、かでる2・7において、第126回日本消化器病学会北海道支部例会(釧路ろうさい病院・宮城島拓人会長)との合同で開催いたします。
本例会のシンポジウムのテーマは「消化器がん内視鏡診断・治療の最前線」とさせていただきました。国民病の1つと言っても過言ではない消化器がん診療において、内視鏡の果たす役割は日進月歩に発展しており、AI内視鏡機器を初めとした機器の開発や、エビデンスの蓄積によるESD症例の適応拡大など多種多様な報告がなされておりますが、一方で十二指腸癌など治療困難病変への対応やERCP後膵炎などの長らく課題となっているテーマも多数存在します。そこで、北海道の同分野をリードする各御施設より最新の知見を発表頂き、その将来展望を議論して頂きたいと思います。消化管領域・肝胆膵領域または内科系・外科系問わず多くの先生方に関心を持ってもらい、またご参加頂けることを期待しております。
今回もシンポジウム、一般演題に加え、若手医師の発表セッションを企画しておりますので、多数の演題のご応募をいただければ幸いに存じます。本会が将来の消化器内視鏡診療に新たな方向性を与える、実りあるものとなる様祈念いたします。
本例会は、2020年3月7日(土)、3月8日(日)の2日間の日程で、かでる2・7(北海道立道民活動センター)において、第120回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会(札幌医科大学医学部腫瘍内科学講座・加藤淳二会長)と合同で開催されます。
本例会のシンポジウムのテーマは、「今だから聞きます、胆石をどうしていますか?」。 消化器病のなかでもっともポピュラーな疾患の一つが、胆石症です。一口に胆石症といっても、急性胆嚢炎や慢性胆嚢炎、閉塞性化膿性胆管炎を併発するような総胆管結石や胆石性膵炎など疾患の幅が広く、多くの地域の現場で日常茶飯事に遭遇していると思われます。また、食生活の欧米化、メタボ化によっても胆石症は着実に増加しており、さらには高齢化の社会に至り、100歳前後の超高齢者胆石症を治療する機会も増えてきています。また急性胆嚢炎ひとつとっても、外科的緊急処置を優先する施設、内視鏡的処置を優先する施設など、施設の置かれている状況により治療プロトコールが異なる場合もあります。各施設がどのようなスタンスによりどのような治療を心がけているのか、それは中央のハイボリュームセンターと地域の病院では違うのかどうなのか。多彩な切り口から施設の現状や工夫を紹介いただきたいと思います。
また、特別講演として、製鉄記念広畑病院院長 木下芳一先生に「酸関連疾患の変遷」としてご講演をしていただく予定です。
なお、本支部例会にあわせて、第18回日本消化器病学会専門医セミナーを開催致します。(1)遺伝子腫瘍のマネージメント(遺伝子カウンセリングを含めて)(2)最近のPEGの現状と話題(消化器病の栄養学)としてレクチャーを予定しています。
多数の演題応募をお待ちするとともに、研修医をはじめ、消化器医をめざす若い先生方も含めて、多くの会員の皆様にご参加いただき、活発な討論が行われることを心より願っております。
- 第126回 日本消化器病学会北海道支部例会
- 会長 宮城島 拓人
このたび、第120回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会を開催させて頂くことになりました。伝統ある本例会を担当する機会を与えて頂き、誠に光栄に存じ上げるとともに、斉藤裕輔日本消化器内視鏡学会北海道支部長、幹事・評議員の諸先生方、並びに関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。
本会は令和2年3月7日(土)~3月8日(日)の2日間、かでる2・7において、第126回日本消化器病学会北海道支部例会(釧路ろうさい病院・宮城島拓人会長)との合同で開催いたします。
本例会のシンポジウムのテーマは「消化器がん内視鏡診断・治療の最前線」とさせていただきました。国民病の1つと言っても過言ではない消化器がん診療において、内視鏡の果たす役割は日進月歩に発展しており、AI内視鏡機器を初めとした機器の開発や、エビデンスの蓄積によるESD症例の適応拡大など多種多様な報告がなされておりますが、一方で十二指腸癌など治療困難病変への対応やERCP後膵炎などの長らく課題となっているテーマも多数存在します。そこで、北海道の同分野をリードする各御施設より最新の知見を発表頂き、その将来展望を議論して頂きたいと思います。消化管領域・肝胆膵領域または内科系・外科系問わず多くの先生方に関心を持ってもらい、またご参加頂けることを期待しております。
今回もシンポジウム、一般演題に加え、若手医師の発表セッションを企画しておりますので、多数の演題のご応募をいただければ幸いに存じます。本会が将来の消化器内視鏡診療に新たな方向性を与える、実りあるものとなる様祈念いたします。
- 第120回日本消化器内視鏡学会北海道支部例会
- 会長 加藤 淳二